あの日テレビに映ったのは、これまで見たこともない信じられない光景でした。
多くの方々が亡くなられ、いまだ見つかってない方も2525人いらっしゃるそうです。
謹んで追悼の意を表します。
あの日は、息子の保育園の卒園式を翌日に控え、その準備のために半休をとって自宅にいました。
自宅がカタカタと揺れ始め、だんだん大きくなり長く続く地震が本当に恐ろしかった感覚を今でも昨日のように思い出せます。
おびえながら息子を迎えに行きました。
知ってるママさんや保育士さんと話をすると少し落ち着いてきました。
都内は交通機関がマヒし、夫の職場は都心の方だったのでその日は帰って来れませんでした。
息子と二人、おびえながら夜を過ごしました。
被災地の方々とは比較にもならないと思いますが忘れることはないと思います。
日本は地震の国。自然の力に対し人間はなんて無力なのだろう。
こういうことを考えると本当に恐ろしくて眠れなくなってしまいますが、
出来ることを備えておくことはできます。
自分の地域がどのような地形なのかどのような危険が起こり得るのか、避難場所はどこなのか、
いざという時の確認方法など、家族で確認しておくことは大切だと改めてそう思います。
息子は高校生になりました。
当たり前のことを当たり前と思わず、感謝の気持ちを持って生きていかないとな と思います。